0.4住宅
自動車業界では、技術の進歩により低燃費化が進んでいます。
トヨタプリウスをはじめ多くのハイブリットカーが市場に送り込まれました。
私たちは最も身近なマイカーを通しエネルギー消費への関心が深まると共に
自動車の燃費を気にされる方は増加傾向にありますが、
住宅の燃費に感心はありますか?
住宅は、車に較べ、そう簡単に買い換え、建て替えは出来ないと思います。
だからこそ、住宅の燃費は重要ではないでしょうか?
今、推奨している省エネ住宅とは、2020年に法律で義務化される、
平成25年省エネ基準適合の一般住宅の事ではありません。【注意】
この家でも、今までの住宅に較べれば、当然、低燃費な住宅と言えますが、
残念ながら、本当に快適で、しかも低燃費で過ごすことの出来る住まいとはなりません。
では、どうしたらよいでしょう?
誠風庵では、『0.4住宅(ゼロヨン住宅)』を推奨しています。
0.4と言うのは、UA値と言って、平成25年省エネ基準の断熱性能の指標ですが、
温暖な静岡県浜松市は、そのうち6地域に属していて、
UA値は.0.87となっています。
このUA値ですが、熱の通しやすさをあらわした数字なので、
小さい方が熱を通さない、つまり断熱性能が良いと言えます。
この0.87と言う基準に対して、0.4、つまり倍以上の性能を推奨しています。
勿論、お客様のご希望があれば、それ以上の性能を確保することも可能です。
(オーダー設計なので)
車のエンジン性能や燃費を気にするのと同じで、
何十年も暮らす住まいの性能をオーダーする事は、重要ではないでしょうか?
※0.4住宅は、基準UA値0.87の地域で、UA値を概ね0.4以下とする住宅性能の提案です。
そのため、ゼロヨン住宅と言っても、0.3や0.2にすることも可能です。
ただ、地域性(気候)と、コストのバランスを考えると、
温暖地の静岡県では、UA値0.4以上の性能であれば、
現時点では十分ご満足いただけると思います。
※ちなみに・・・
提案型住宅 i-style は、標準型でUA=0.25です。
東北や北海道の住宅より高い水準の家です。
では、0.4住宅ってどんな性能なのでしょう?
では、0.4住宅ってどんな性能なのでしょう?
「0.4住宅」ってどんな住まいなのでしょう?
今までの家は、「裸」に「ホッカイロ」をするようなもの
「裸」= 断熱性能が低い。
「ホッカイロ」= 暖房器具に頼る。
つまり、暖房機器に頼る生活になってしまいます。
光熱費がかかる住ま
ちなみに、今までの住いでガスと電気を35年間支払続けると、
840万円程になります。
0.4住宅は、「省エネ」= 小エネ住まいです。
ほど良い暖かさで我慢せずに快適に過ごせる住まい。
住環境における不満ワースト3の 1.暑い 2.寒い 3、結露
の全てが改善される住まいが0.4住宅です。
住まいに、ダウンコートを着せているような感じで、
暖房機器などに頼らなくても暖かく過ごせます。
本当に寒いときや暑い時に、エアコンを付けても、
直ぐに効きますから、光熱費も最小限で済みます。
ちなみに、0.4住宅でオール電化で電気代を35年間支払続けると、
250万円程になります。
いかがですか?その差、590万円にもなります。
じつは、北海道や東北の住宅はもっと高性能ですが値段も高価です。
ここ中部地区は国が定める最低の基準でUA値0.87と定められていますが、
これではいまの住いと変わりません。
じつは0.4住宅の0.4はこのUA値からとっています。
地域で言うと
でも、省エネ住宅にすると、夏場、暑いんじゃないの?
いえいえ、夏場は、外の暑い外気から守ってくれるので、
必要以上の温度上昇を避けられますし、
室内の冷気を外に逃がさないので、エアコンの効きも良いです。
また夜風(通風)など、涼しい風を取り入れるなど、
自然を上手に取り入れる工夫も重要です。
省エネ住宅にするためには、断熱性能以外に、窓の性能、気密性能、換気設備等々、
複合的な技術や工法が必要になりますので、
費用も掛かってしまいます。しかし、長く住み続けることで、
そのコストも充分回収出来ますし、
何よりも、年間を通して、より快適に、そして健康的に暮らせることは
お金に換えられない価値となります。
ひと言でいうと、コスパ(費用対効果)に優れた住まいです。
女性や老人は、子供と違って寒さに弱いですよね。
是非、省エネ性に目を向けてください。
※省エネ住宅は、ゼロエネ(ZEH)、オフグリッドにするための最低条件です。
ご興味のある方は、「ゼロヨン住宅に興味ある」と、こちら からお知らせください。