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一般社団法人 低炭素住宅推進普及協会
ご相談内容
土地について
土地にも色々ありますが、特に危険とされる土地は崖地です。安全と言えるだけの離隔があるのか・・・海や川に近いことから軟弱地盤ではないか・・・冠水地域・・・など。時にはその土地に纏わる歴史を調べることも必要です。造成地が古くは沼地だったと言うことも少なくありません。
地盤改良について
地盤改良には表層改良・柱状改良・鋼管杭など施工方法は様々です。東日本大震災をとおし液状化について騒がれていますが、起こりうる可能性がある土地では支持層まで杭を打つなど対策が必要です。地表面から下の世界については専門でも意見が分かれることもあります。『保険があるから大丈夫!!』では無く、地盤改良にあっては慎重に判断しましょう。既に中古の物件が建っているから安心!?そんなことはありません。
基礎について
基礎にはベタ基礎・布基礎・独立基礎などがあります。目的や土地の状況で選択しますが、一般的な住宅基礎にはベタ基礎が用いられます。地表面を含めコンクリートで全てを覆い面で支えるので、構造上安心ですし不同沈下やシロアリにも強いと言われています。
独立基礎は主要基礎では無くポーチやデッキ部分に用いられる独立したフーチング基礎を言います。ここで注意したいことは地盤改良が必要な土地では主要基礎と一体に組まれることも視野にいれることも必要です。経過と共に、主要基礎とズレが生じる可能性が有るからです。
構造計算について
現在の建築基準法では木造2階建てまでの一般住宅については構造計算を必要としていません。しかし近年、発生している大型災害をとおし全国的に構造に対するニーズが高くなっていることから、構造計算を実施している工務店も少なくありません。地震・台風・豪雪などによる建物にかかる力を求め、それに耐えうるだけの強度を細かく求めていきます。専用ソフトも充実していますが、構造がより複雑な場合は構造を専門とする構造設計一級建築士に外部委託されるほどその必要性が求められています。
地域材の利用について
地元の地域材を率先して活用しましょう。輸送時に排出されるCO2削減に貢献できる他、例えば・・・浜松市では「天竜材」で家を建てると「補助金」が受けられます。浜松市内で生産・加工された木材を一定量使用し建築される方に対し、その地域材を使用する費用の一部を助成しています。 助成額は、地域材使用量立方メートル当たり2万円、上限が25万円です。また、FSC(TM)森林認証材を使用した場合は、追加助成(10万円)があります。
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